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2011
11.07

ほうれんそうの話

この前実家に帰った時、父親は司馬遼太郎ワールドにどっぷり浸っていて、吉田松陰が
いかに先見の明があったかを鼻息を荒くして語っておりました。
吉田松陰先生は、歴史好きな村上家のメンバーの中でも人気です。
妹なんて、世田谷の松陰神社のみならず、萩まで巡礼に行きましたから(笑)








一方、母親は「最近読んでおもしろかったのよ、この本」と自慢げに一冊の本を出してきました。








「身体で考える」内田 樹・成瀬雅春著 マキノ出版
思想家・武道家の内田樹さんとヨーガ行者の成瀬雅春さんの対談集です。








ぱらぱらっとめくってちょうど開いたところが「からだが欲するものを食べればいい」とか
「食生活は他人に意見しない」など気になるタイトルだったので、そのまま読み始めたら
止まらなくなり・・・








母親が「別にいいわよ、持って行って」と言うので、代わりに進藤義晴氏の「万病を治す
冷え取り健康法」を置いて、ありがたく持って帰ってきた次第です。







著者のお二人の生きる道、武道とヨーガをベースに、「空中浮揚は必然から生まれた」とか
「他者との競争に意味はない」とか「遅刻する人は種の保存に必要である」とか、ぶっとびトークの
連続で、かなり楽しめました。








中でも私のお気に入りは「ホウ・レン・ソウは今すぐやめろ!」という項。







学校勤務時代、何かにつけてほうれんそう、ほうれんそうとうるさい輩がいたわけですよ・・・
「報告・連絡・相談、はい、ほうれんそうですね!先生方、ほうれんそうを基本にお願いします」など
など、嬉々としてこの「ほうれんそう」を連発するのを聞きながら、「ケッなーにがほうれんそうだ、
ばっかじゃねーの」と心の中でつぶやいていた、教員時代であったわけです。









この対談の中で「ほうれんそう」が出てきたくだりはと言いますと。








3.11の震災直後、現場の判断ですぐに動いていればだいぶ違っていた状況もとずいぶんあったはず、
人命にかかわる緊急事態なのに、悠長に「上の者」に報告・連絡・相談をして「上の者からの指示」を
待つことしかできないような、そんな日本人を育てることを社会も学校教育も良しとしてきた・・・と
いうこと。
頭ではなく「身体で考える」ことができる人は、情報をかき集めるよりもまず、身体が鳴らす危険信号を
察知することができる。緊急事態を察知して、判断を下す前にまず身体が動く。下手に情報を集めて
しまった人は、その情報が多すぎて危険信号が聞こえなくなってしまっている。








人命にかかわるような緊急事態の時は、たとえ法律を犯すことになっても上からの指示など待たずに
現場の判断でどんどん動けばよいのだ!ほうれんそうなど今すぐやめるべきだ!










・・・という感じの内容でした。










さて所長は、報告・連絡・相談で「ほうれんそう」だなんて、おいしいほうれんそうに対して
失礼だろう・・・と思います。








先週末のパラク・パニール(ほうれん草とカッテージチーズのカレー)は、パニールがなかなかよい
出来で、とってもおいしかったんです。
こんなおいしいほうれんそうが「報告・連絡・相談」を経ないと何もできない、動けない日本人の
身体のキーワードになってちゃいかん!!と強く思います。















もっと身体の声に耳を澄ませてみよう。












「身体で考える」は所長が次に実家に帰るまで、あいかけん文庫においておきますので、
読みたい方はどうぞ。




田中優さんの「原発に頼らない社会へ」も返却されてますので、ぜひ。










最近は、あいかけんの古本市も賑わってます。
来週から、所長もちょっと出品しようと思ってますので、興味のある方はご来店の際、
古本コーナーのチェックをお忘れなく!!

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