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2016
04.01

さようなら Kaduthuruthy

Category: 旅日記
ある日の夕方、カラリのお稽古のため道場に向かうと、ちょうど入口のところに一人の
男の子が。
平日の夕方クラスに来ている子です。送って来たのか、お母さんらしき人が一緒です。




・・・とお母さん、私の顔を見るなり、男の子に向かってものすごい勢いで喋り始めました。
マラヤラム語オンリーなので私には「」としか聞こえないんですけど(笑)、
でも私にはこう聞こえたんです。「ほら、こんな外国人の女の子もがんばってお稽古に
来てるんだから!あなたもがんばってお稽古してきなさい!」



雰囲気的にも、明らかに彼は「お稽古したくないよ~お腹痛いって言って帰ろうよ」とでも
言ってぐずっていたみたいだし・・・




そこで私はにっこり笑って「そうだよ、一緒にお稽古がんばろう!」と一言。
通じたかどうかはわからないけれど、彼と私は一緒に道場の中に入りました。


1454313639750.jpg

彼は棒術のお稽古を始めたばかりで、先日も写真のようにびっちりしごかれていて。
棒術難しいから、行きたくないよ~とでも言っていたのかな。




彼の気持ちが私には痛いほどよ~くわかりました。
私だって、毎日のほほんとしてお稽古に臨んでいたわけではありません。
お稽古は、はっきり言ってめちゃめちゃきつい。ただでさえ暑いのにさらに汗だくに
なるし、土まみれだし、蚊には刺されまくるし・・・
夕方のお稽古の時間が近づくと、こんなに暑いのにこれからカラリまで歩いて行って
本当にお稽古するの私?と毎日自問してました。




道場に入ってしまったら、あとはもうやるだけだし、始まってしまえばあっという間
なんですけどね。
そして、お稽古後ってどろどろに汚れてるけれど、ものすごい爽快感なんですよ





この日、例のカラリ・ボーイは皆に混じってがんばってお稽古してました!
もちろん、私も負けずにがんばりました!
カラリ・ガイにはお稽古でとってもお世話になったんですが、このカラリ・ボーイズの
存在も私にとっては大きかったのです。
一緒にお稽古できるというのは、すごく幸せなことなんだな、としみじみ・・・もちろん
そんなことを思ったのはお稽古前じゃなくて終わってから(笑)





1454511570608.jpg

お稽古中はみんな真剣だし、終わってからも個人練習があって、皆の帰るタイミングが
バラバラなのであまりボーイズと交流できなかったのが心残りと言えば心残り。
最後の日はたまたま人数が少なかったり、私も居残り練習がなかったのでたまたま
一緒に写真が撮れました!
みんな汗だくのまんまだけど・・・そして妙におすまししちゃってますね。



・・・そう言えばこの日のお稽古前、前にいる二人のちっちゃいボーイズが初めて
私に話しかけてきたのです。
で、おずおずと何を言ってきたかといいますと、




Do you have husband ?(結婚していますか?)




どっひゃ~さすがはケララ・ボーイ
しょっぱなから私が他人のものかどうかを確認してくるとは・・・(笑)将来有望
ちなみに次の質問は、Do you know karate ?(空手はできますか?)意外に普通でした。
空手と言えば「ユウコは空手もカンフーもできる」という怪情報が一部出回っていた
みたいで、ねぇねぇ空手知ってるんだよね?とカラリ・ガイにも真剣な顔で言われたりして、
参りました(゚△゚;ノ)ノ





さて、Kaduthututhy 滞在中は朝のヨガクラス、夕方のカラリのお稽古、そしてドクターに
よるマッサージの3本立てだったのですが、このカラリ・マッサージは人生変わっちゃう
んじゃないかってくらいちょっとすごかったのです。




要はオイルマッサージなんですが、日々、心身ともに鍛え抜いたカラリの戦士による
マッサージです。当然ものすごくパワフル。そしてここぞというところは絶対に外さない。
「疲れを癒してくれる気持ちの良いマッサージ」なんてものとは全く別物。
何というか、癒された~なんて気分ではとても終われない。
はい、もう何が何でもやります私!がんばりますっ!!・・・っていうところまで
ぐいぐいっと有無を言わさず持っていかれる、そんな感じ。
そしてそこにはものすごく深~い愛があって、幸せすぎて涙が出そうになる。





最後の日は、終わってからのスチームバスの中で本気で泣いていた私





12日間なんて本当にあっという間で、最初の頃はあと何日・・・と指折り数えていたのに
Kaduthuruthy を去る日、私は子供のように泣きました。
コントロールしようにも感情ばかりが溢れだして、どうにも止めることができなくて。
うまく気持ちの整理ができなくて、泣きながらバス停でエルナクラム行きのバスを待って
いたら2輪に乗ったドクターがぶぉ~んと近づいてきたのです。
・・・あれれ。偶然通りかかった?
にしてはタイミング良すぎるし。



なんて思っているうちにドクター、またぶぉ~んと2輪で来た道を戻っていってしまいました。




あれが彼なりのお別れのあいさつだったのかなぁ。
その後、暴走するバスに揺られながらボーゼンとした頭でぼんやりと考えました。
いや、私があんまり泣いてたから他のみんなが心配して、総代でドクターが
大丈夫か?!と様子を見に来たのが有力な説かと思われます・・・




はぁ。最後までご心配をおかけしました~





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