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2011
06.08

オープン直前!!

Category: カレー日記
6月11日(土)、震災からちょうど3ヵ月後のこの日に「あいかけん」をオープンする
ことになりました。




たまたまこの日程になっただけであって、震災から3ヵ月後というのを意識したわけでは
ありませんが、3ヶ月というのは所長がインドを旅した期間とまったく同じ。きっとこれも
偶然ではないでしょう。





旅の途中で震災のことを知り、「旅立つ前の日本」と「これから帰る日本」はまったく違って
しまっているのだ。。。そのことが何よりの衝撃でした。




帰国して、会う人ごとに「地震の時はどこで何をしていたの?」と聞いた。
会う人ごとにストーリーがあり、抱えている思いもそれぞれ異なっていて、それを記録する
だけで本が一冊書けてしまいそう。





那須地域はやはり、原発事故の被害が大きな問題となっている。
誰もが真実を知りたいような、でも知るのが怖いようなそんな複雑な思いを抱えて、
日々生きている。





毎年当たり前のように行っていたお茶摘みも今年はできなくなった。







まだインドにいた時、「外には絶対に出られない」「雨に濡れたら絶対ダメ」「水道水は
飲めない」そんな情報が毎日入ってくる。
思い浮かべたのは、真夏の青空の下で畑で仕事をした、雨の中で合羽を着て濡れながら
畑に立っていた職場の風景。それができなくなったら、この先どうやって生きていけば
よいのだろう。水がなければ生きていけないではないか。






震災から3ヶ月が過ぎ、これからますます震災がもたらした目に見えない被害を私たちは
目の当たりにするのだろう。





それでも、生きている。
それでも、笑いながら生きている人がいて。
それでも、泣きながら生きている人がいて。
恐れながら、不安に苛まれながら生きている人がいて。





明日生きている保障なんてどこにもないのに、そのことに対する準備なんてまるで
していないのに、いつか死んでしまうだろうことにやはり怯えていたりして。





インドにいて震災後の大混乱の日本に対して私が抱いたイメージは「日本中が恐れに
さいなまれている」ということだった。
何がどうなってもおかしくない大混乱の中、それは当然のことであったろう。ただ
その事実が私は何より怖かった。






よくインドに一人で行って怖くないの?と聞かれるが、私は怖くないからインドに
行くわけではない。どちらかというと「トラブルになったらどうしよう」とか「初めて
訪れるところだからよくわからなくて心配だな」などといちいち怯えている感じ。






この「よくわからない」ものに対して「怖れ」を抱いた時、それが何なのか知ろうとして
行動する。私がインドに行くという行為もこれなのだと思う。
実際に行って、自分で確かめる。そうすると、恐怖は消える。




震災後、まだインドにいた時の自分が抱えていた「恐怖」と今の自分の「恐れ」は確かに
違っている。
それでも、まだ怖れたり不安になったり、合間に安心が訪れたり。。。その繰り返し。





そんな中、「あいかけん」で自分は何がしたいのか?考えてみた。




おいしく食事を楽しんでいただくこと、南インドカレーに親しんでいただくこと。



カレーを通して自分の思いを伝えること。



たくさんの人が出会える場所を作ること。




・・・挙げだしたらきりがありませんが、私がカレーを作る時にいつも思っているのは、
「このままではごみにされてしまいそうな野菜たちを何とかしたい!!」ということ。



新鮮な有機野菜ばかりを集めて使えたら最高なんだろうけど、



既に存在している野菜たちだってたくさんいるのに・・・



そんな思いが勝ってしまうのも事実。



なので、食材はこだわるところはとことんこだわりますが、そんな思いを持ちつつ
料理されるカレーであることを、ご承知おきいただけるとうれしいです。







告知のつもりはすっかり長くなってしまいましたので、告知は記事を改めます。


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