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2014
03.15

WAF2014振り返り7「静謐であたたかな部屋」

Category: 旅日記
ガンジャード村について、WAF2014の会場であるアシュラムスクールに行った2月1日。
最初に入ったのがアーティスト加茂昂さんの部屋。

DSCN0235.jpg

加茂さんは年明け早々にインド入りして制作を進めてきたそうです。
暑いインドでこの雪山にお出迎えされて、いきなり先制パンチを喰らった気分に。






この日は子供たちを対象に、自画像を描くワークショップが行われました。

DSCN0237.jpg

最初に加茂さんが説明をして、子供たちはおずおずとパレットに絵具を出し始めます。







DSCN0238.jpg

ひたすら鏡で自分の顔を見つめ、隣の人の様子をうかがったり。
なかなか最初の一筆がおけません。





それでも一度描きはじめたら、みんなすごい集中力。
約2時間後、「今日はこれでおしまいです。次回に完成させましょう」と声がかかっても、
みんななかなか筆を止められない。







・・・2回目のワークショップの時のみんなの集中力はもっとすごかった。
この時はあまりゆっくり見られなくて写真もないですが、みんな見事に自画像を完成させました!
WAF当日には描いた本人の写真とともに、一室に展示されました。







さてこの加茂さんの部屋、他のアーティストさんの部屋とは違う独特の空気が流れていました。
もちろん、それぞれのアーティストさんの部屋にそれぞれの空気が流れているんですが・・・
加茂さんの部屋は「静謐」という言葉がぴったりくるなあ、と最初に入った時に思いました。


DSCN0396.jpg

それはこの雪山がいきなり現れるから、というのもあるのでしょうが・・・
高層ビルの絵も、真っ赤な花の絵も、炎も静かな感じがして、加茂さんの部屋に入ると
落ち着く感じがしました。






そうしたら最後の一週間で、雪山の左側面にこの絵が登場したんです。

DSCN0537.jpg

これは、加茂さんが制作のために朝早くから学校に行くようになってから出会った風景だそうです。
毎日学校に通った私たちにも、馴染みのある風景。
この絵が登場して、部屋全体の雰囲気がまた変化しました。






これが、その風景。
村の人たちが洗濯をしていたり、魚を網で捕まえていたりしている隣で、子供たちが
元気に走り回っていました。

DSCN0378.jpg






それでもやっぱりこの山の吸引力はすごい。
最後までこの写真ばかり撮っていたような。。。

DSCN0538.jpg

加茂さんの部屋は、一番写真を撮るのが難しいな~と思っていたのですが、
フェスティバル当日にアーティストトークを聞いて納得。
「対比させること」「絵と絵の関係性」「関係の中から新たに生み出されるもの」を
テーマにこの部屋を描いたのだそうです。
写真はありませんが、雪山と対面して真っ赤な夕焼けに燃えるラクシュミー山がある。
その夕焼けの黒板を挟んで左側には、白い雪山の上に真っ青な空。
無数の灯りが灯る高層ビルの窓。その中に大きく真っ赤な花が咲いている。
いろいろな大きさに描かれた花も炎も空もすべてどこの位置に、どの高さに、
どの角度に描くか、すべてが計算されつくされていた。
だから、どれか一つの絵が存在しないだけで、この部屋は全く別のものになってしまう。
そのことにただ、ジンとした。






絵を描いているとき、小学生の頃とかにいつも友達と一緒に遊んでいて、たまに友達が
いないと「今日はあいつがいないからつまんないな~」と思ったりした、そんなことを
思い出したりしながら描いていた、という加茂さんのトーク。



My gaze towards you まなざしを手向ける

という、今回の加茂さんの作品のタイトル。





そのあたたかさが胸に沁みます。
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