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2010
10.05

ウレシパモシリその1

Category: 旅日記
「ウレシパモシリ」とは、アイヌ語で「育み合う大地」の意。



死ぬほど暑かった夏の終わり、ウレシパモシリという名の旅をしてきました。




岩手県花巻市に、ウレシパモシリという自然農園があります。パーマカルチャー(身の回りの自然環境と
調和した永続可能な人間の生活圏を創り出すためのデザイン手法)に基づいた農園を営んでいるところです。




ここで、所長がアジア学院でボランティアをしていた一年間、女子寮でルームメイトだった大切な友人の
なみことパートナーであるたーぼが、農業研修を受けています。



8月末、年休を利用して秋田の実家に帰省する前にほんとうにちょこっとですが、ウレシパモシリに
お邪魔してきました。


IMG_0738.jpg


畝を立ててマルチをしっかりはって・・・というイメージを持っていると、ちょっとビックリするのが、
畑に木が生えているということ。
これってちょっと邪魔じゃない?とか思うじゃないですか。



ここはなみこが丁寧に説明してくれたのですが、畑に生えている木は合歓(ねむ)、榛(はん)、萩(はぎ)で、
土に窒素を固定してくれる大切な役割を果たしてくれているのだそうです。それに、畑仕事で疲れたときに休む
涼しい木陰も作ってくれる・・・と。


所長は農業の知識なんてロクにないですが、後者の「疲れたときに休む涼しい木陰を作ってくれる」というのが
すごくいいな~と思い、そういう考え方ってちょっと宮沢賢治っぽいな、と何の根拠もなく思ってました。



そうです、花巻と言えば宮沢賢治の聖地みたいなところではありませんか!
せっかくなので、夜のバーベキューまでの時間に「宮沢賢治記念館」にも行ってきましたよ。




農園を営む酒匂家の玄関に入ったら、あまりたくさんの靴があって面白かったので、一枚パチリ。

IMG_0729.jpg
巨大なズッキーニが転がったりしてて、おもしろいよね。




ちなみに酒匂家の3人の子どもの名前は、ねむ、はん、あきといいます。
最初、自己紹介されたときは「???ん?聞き間違えた?」と思いましたが、あとからなみこに
木の話をしてもらってなるほど~と納得。
いい名前をつけてもらったねえ・・・




先に「邪魔になる」かもしれないけれども、ちゃんと役割があって、その役割を担っている木のことを
思うと、自然と所長の今の職場である施設にいる利用者さんのことが思い浮かびます。



確かに、誰かにとっては「邪魔な」存在でしかないかもしれないけれど、他の誰かにとってはとても大切な
かけがえのない存在であるかもしれない。
そうやって、くっつたり離れたり、愛し合ったり衝突したり、くるくるくるくる回転しながらぶつかりあって、
また遠くに飛ばされたり再び戻ってきたり。



「回転している」そんなイメージが浮かびます。



あらゆる命が、育み合っている。
そこには上もなく下もなく。
どっちが正しいとか正しくないとかもなく。
誰の言うことが本当で誰の言うことが本当でないとかもなく。



そして、すべての命が変化していくということ。変化し続けていくということ。



ありがとう、ウレシパモシリ。
イヤイライケレ
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dot 2010.10.08 23:49 | 編集
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